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| ●断食すると胃腸の悪い人やその他の病気が治る仕組み 人間の躰には、食物を「消化する働き」と、これを「吸収する働き」と、吸収されたものを「燃焼する働き」と、更には燃焼された残りカスを「排泄する働き」の四つがあります。 しかし断食をすると「消化」と「吸収」の働きが不要になり、後に残る「燃焼」と「排泄」のみが残されます。口から食物を入れる事を休みますから、体内にあった余分な脂肪分やタンパク質や、日頃は体内に止まって燃焼できなかった老廃物を排泄し出します。 排泄される多くの老廃物は、組織や細胞内の腐敗菌や病毒素であり、これを悉々(ことごと)く燃焼し、排泄してしまいます。 これは体内を掃除する禊(みそぎ)ですから、躰は洗心浄体となり、清浄無垢な躰になります。 断食をすると、体内の赤血球の活動は盛んになり、断食をして約二週間目ほどが、その活動においても、その数においても最高頂になる事が確認されています。更に、余分な贅肉や、脂肪や宿便と言ったものを体外へ排泄し、病毒や病素までもを排泄し、不要になった細胞は滅失してしまいます。 これにより大抵の病気は好転し、以前の肥っていた時よりも、躰が軽くなってより一層健康になるのです。 適当な断食を二、三週間続けると、腹部の贅肉がとれて極端に凹む頃、七、八年から数十年を腹中に溜め込んでいた、滞留の宿便や黒便、砂便や結石、脂肪塊、寄生虫、仮性糞石、粘液毒素、そのたの病原菌が排泄されます。 これによって人間は、生まれて初めての「禍の重荷」を降ろしたような晴れ晴れとした軽い躰になり、また頭の中まではスッキリした状態になります。 同時に腸管に停滞していた老廃物が排除されて空っぽになりますから、腸の蠕動(ぜんどう)運動は快調となり、まず便秘症が一気に解消してしまいます。 |
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| 断食は始めますと、七日目頃から腹部の脂肪は落ち始め、肥っている人は下垂した胃が腹筋によって押し上げられ、その復元によって元の位置に戻ろうとします。更に、胃が空虚状態になっていますから、拡張していた胃は縮小を始め、胃の収縮によって、吐き気を催したり、胸のムカムカが起こります。こうした状態になる人は、普段が大食漢で、多喰いの人に見られます。 また口に中が粘り着き、口臭が非常に臭くなって来ます。 平素から大酒呑みの人は、酒を飲まないのに呼気は酒臭くなり、断食三、四日目頃から、アルコールの腐った様な臭いがし始めます。 喫煙の習慣のある人は、呼気がヤニ臭くなり、舌コケが黒ずんで来ます。中には真っ黒なヤニの痰(たん)を吐く人もいます。 また、平素から肉を常食している人は、肉の中毒にかかっている為、断食四日目頃から、肉の缶詰が腐ったような呼気になります。 そして断食すると、自分で分からなかった病気までもが曳(ひ)き出され、全身全霊の大掃除がなされ、血液が浄化されます。 ただ、こうした断食は、自分勝手な独断と偏見で始めるのは非常に危険であり、断食はきちっとした下準備をして、補食と言われる少量食事を徹底させて、断食に入らなければなりません。そして、更に大変なのは、断食中よりも断食後のコントロールが難しく、ここで失敗してしまう人が非常に多いのです。 また精神的にも、頭の中に食べ物の妄想が走り回り、これを克服するのは難しいのです。したがって断食を行なう場合は、正しい断食指導者の正しい助言に従って、これを実行しなければなりません。 こうした断食実行で、勉学や仕事もしながらやれるのは「三日程度のミニ断食」であり、また土・日を利用した「二日間のミニ断食」です。 なお、一週間以上の断食をされる場合は、直接《癒しの杜の会》の指導を直接受けて下さい。 ●断食を行なうと現われて来る生理的な変化 断食を行なうと次ぎのような変化が躰に現れてきます。 |
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躰に現れる生理的な変化
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| 1. | 食物を斷つ事によって、必然的に体内に吸収されていた食物中の有害物質や農薬成分に含まれる水銀や重金属等の毒素が断たれる。 |
| 2. | 腸造血によって血液が補給されない為に、体重は毎日1kgから500gずつ減る。 |
| 3. | 体重が減れば、動脈並びに静脈管が収縮し始め、血管内の血液細胞の総動員が行なわれる事になる。 |
| 4. | 関節間や、その他の組織内の毒素は、殆どが引き出される。その結果、関節炎、座骨神経痛、ロイマチス、高血圧症、糖尿病の初期、風邪などは恢復に向かう。 |
| 5. | 肝臓や脾臓の傷害になっているものは一掃される。 |
| 6. | 体重の減少は、組織液にも新陳代謝を来し、リンパ液の総動員となって、種々の病疾患が次第に癒される。 |
| 7. | 体内の総ての消化器系およに同化系統を休息させ、体内の全勢力を他の器官に向かわせる事が出来る。例えば神経系に向かわせ、修復を始める。 |
| 8. | 脈拍数が、半分以下の30程度に低下する事がある。しかし、その為に生命の危険は絶対にない。 |
| 断食をすると躰に種々の疾患のある人は、特に悪い部分の現れて来ます。 例えば肝臓の機能に傷害にある人は、胸椎の第四番目と第八番目が痛むとかの症状の変化であり、また副腎に傷害のある人は腹椎の第九番目が痛むとかの症状が現れて来ますので、椎骨の両側を指頭で自分自身で揉み解す必要が出て来ます。 また、肝臓機能に傷害のある人は、夜間その部分を温湿布か電気ストーブで背中を暖めて痛みを和らげる必要があります。 また黒便や宿便は、人によって様々であり、断食を始めて三、四日目頃から大量に出る人と、十日目頃から出る人と、人によって異なります。 皮膚病を潜伏させている人は、腹部や背部、腰部や腕や脚の付け根等に吹きで物や水疱瘡(みずぼうそう)のような湿疹が出始め、これは一週間程続きますが、空気浴をして裸療法を行ないますと、次第に良くなって消えてしまいます。 断食は「食べない贅沢」です。 誰もは食べ急ぎ、美食に舌鼓を打つ現代にあって、美味しい物をできるだけ多く食べて死に急ぐよりは、普段から粗食・少食に徹し、食べ過ぎから来る食害を予防し、美食に振り回されない身軽な体躯を造っておく必要があります。 |