インデックスへ  
はじめに 大東流とは? 技法体系 入門方法 書籍案内
 トップページ >> 入門方法 >> 夏季合宿セミナー・一般合宿コース >>
 
志高く、より良く生きるために

武術の教えるところは、「人間は死ぬ覚悟が肝心」と教えているところである。
 則(すなわ)ち武術とは、「死ぬ道」を嗜む術なのである。しかし、「死ぬ道」を嗜むのは、何も武術愛好者ばかりではない。一般においても、その応用範囲は広い。つまり、如何なる職業の人も、老若男女を問わず、みな人情の機微を知り、情けと倶(とも)に、自らの恥を知り、卑怯な振る舞いを嫌い、毅然(きぜん)とした自己を顕(あらわ)したいと思っているはずである。誰の心にも、「正しく生きたい」と願う気持ちがあるはずである。

 また、人はみな、死に向かって生きている生き物である。人間こそ、「非存在的」な生き物であり、死を覚悟する生き物である。「生」と「死」を表裏一体に抱え、死ぬ時機(とき)や、その場所について的確な決断を下されるのである。したがって、命を燃やし「正しく生きたい」という願望は、更に強くなる。

 一方において、「武の道」といえば、「死の美学」などと捉(とら)えられるようであるが、それは大きな誤解である。問題は、犬死してはならないということであり、死するときは「死の効果」ということを充分に考えねばならないのである。
 つまり、死ぬ時機と場所である。

 昨今は、無闇(むやみ)に人が殺されやすい。まるで虫けらのように殺されていく。何とも痛ましい限りであるが、しかし、こうして無慙(むざん)に殺されていく人の死は、果たして「死の効果」が充分であったろうか。
 むしろ、犬死ではなかったか。だからこそ、毅然と、正しく生きたいと願うのではないか。
 そして、人間は「生きていること自体が奇蹟」であり、この非存在なる人間が生きているということは、これこそ「天の命(めい)に生かされているということである。

 だから自分の意思に反して、人生半ばで生涯を終える人の死は、無性に残念で、可哀想でならない。同じ死ぬにも、死に方がある。この死に方を知らないのが、また現代人の無頓着なところでもあろう。
 しかし、「術」を知っていれば、犬死にはならない。術は「死の効果」を教えているからだ。
 死ぬ時機や場所を考えずに死ぬのは、あの悪名高き主従関係の激しい封建時代でも許されなかったのである。それだけ、人命は重たい意義を持っていた。
 ところが、今日は、余りにも人の命が軽々しい。毎日、不穏な血腥(ち‐なまぐさ)い事件ばかりが起り、人間がまるで虫けらのように殺されていく。それは現代という時代が、「死ぬ道」を嗜む術を知らないからである。


■ 夏季合宿セミナー・一般合宿コース ■
(かきがっしゅくせみなー・いっぱんがっしゅくこーす)

●合宿の主旨

 本合宿を通じて武術の真髄に迫り、人間として正しく生きる毅然(きぜん)とした「求道者(ぐどうしゃ)としての道」を探求する。
 「求道」とは、道を求めることをいうが、更に差し迫れば、「死ぬ道」を嗜(たしな)む術を会得することである。現代人は、人間はこの世では非存在である事実を見逃している。自分だけは例外と思い、自分は安易に殺されないと錯覚している。

 しかし、こうした錯覚は、昨今の多発する事件を振り返れば、「自分だけは安全」という妄想は、単に幻想であったと思い知らされるだろう。

 「死の道を嗜む」とは、わが心に常に「死を充てて考える」ことである。それは、人間がそもそも「非存在」であるからだ。
 つまり、死するべきものが生きているからである。この「生きている」ということは、換言すれば、「天により生かされている」ということであり、そこには生きるべき因縁があるからだ。人間は生きる因縁がなければ、たちどころに死ぬ以外ないだろう。つまり、生きる因縁において、「生かされる」という現象が起こるのであって、人間は自分の力で生きているのではない。天により、生かされているのである。

 したがって、「生きている」ということと、死の道を嗜むということは同義の意味を持つ。この意味の解釈を間違えば、人間の存在は直ちに「非存在」と帰してしまうであろう。生きるか、死ぬかの明暗はこの点に掛かっており、この実際を忘れたとき、人間は生きる因縁を失うのである。

 事件に巻き込まれたり、交通事故などに遭遇して非業(ひごう)の死を遂げる人は、つまり、「生きる因縁を失った人」であるからだ。人間は一度(ひとたび)、生きる因縁を失えば、たちどころに「非存在」としてこの世から消滅するのである。

 ここに人間の求道するべき精神性の深さがあり、この探求こそ、武術修行者に課せられた最大のテーマである。

主催・協力
主催:西郷派全国有段者会

協力:総本部尚道館

道場所在地
〒802−0985
北九州市小倉南区志井6丁目11−13
 ・北九州市モノレール企救丘駅より徒歩5分
 ・JR志井公園駅より徒歩7分

  総本部・尚道館にて

 *周辺地図、交通機関に関する詳細はこちらです
 *韓国からお越しの方はこちらです

協力依頼講師

指揮:曽川和翁 西郷派大東流における身分と流統性
(宗家・米国イオンド大学教授、哲学博士)
助手:曽川竜磨 西郷派大東流における身分と流統性
(参段・指導員、陸上自衛官)

指導:各支部道場の各師範(千葉・東京・茨城・大坂・名古屋ほか)

募集対象者
老若男女問わず。過去に武道経験や運動経験のない方でも参加出来ます。
また道場内稽古のみならず、山稽古や馬術や滝行といった西郷派大東流ならではの特異な行法・修法も行います。
西郷派の道場に所属していない、一般の参加も可能です。
稽古日

【平成20年度】
8月13日(水)午後5時集合〜15日(日)午後1時解散
・全日程:

指導内容
 メインテーマは、「合気行法」「力抜き(力貫)による合気揚げパワー」の会得。
 西郷派大東流合気武術の術理と技法を、宗家自らが指導する。

 平成2年より始まったこの夏季合宿セミナーは、西郷派大東流合気武術総本部・尚道館を基幹としてシンボルとなった。
 毎年この時期になると、東京・千葉・神奈川・大阪その他の県から道場生や、韓国や台湾からも修行者やって来る。

 また、それ以外の他派で稽古をする大東流や八光流や合氣道修行者、ならびに柔剣道や空手・拳法の修行者達もやって来る。それは自分の修行する武道以外の何かが、西郷派大東流にはあるからだ。また道場室内の稽古とは異なる、大自然に適合した修行法があるからだ。

 本合宿は、「西郷派大東流の術」の指導の為、無理な筋トレ運動等や、力の競い合いである肉体の酷使をしないのが稽古の特徴である。
  また、合宿を通じて、人間の行動原理の中枢を成す、陽明学の「知行合一」を学ぶことに特徴がある。

 更には、「食」についての健康法としての指導があり、一般にわか分かりきっていると盲信している、食事の作法を指導する。多くの人は、食事の仕方など、習わなくても知っていると自称している。ところが、食事の作法を点検すると、分かりきっていると高を括(くく)っている人が、実は全く食事の作法を知らないのである。その上、食の陰陽を知らないために、現代社会の流れるままに、わが身を委ね、大きく健康を害しているのである。
 実は、「自分では分かっている」と思っていることが、総て間違いだらけなのである。

 真摯(しんし)に人生を模索する方は、其の糸口が、当合宿に参加することにより、見えてきます。また従って、どなたでも無理せずに参加出来ます。老若男女を問いません。
 現代の柵(しがらみ)から解脱しようと考えている方は、その効果が絶大です。大自然と一体になった、自己の発見をしてみてはいかがでしょうか。

参加費用
80,000(宿泊や乗馬料金などの合宿の一切を含む)
参加者にはもれなく西郷派大東流オリジナルTシャツをプレゼントします。

見学
不可
申込方法

*平成20年度の受付は終了いたしました。

特典

daitouryu.netネット会員の方は
参加費用が10%offになります。
但し、この特典の対象となるのは、「1年会員」の方に限ります。

本特典で夏季合宿セミナーに参加される方は、次の手続きをお願いします。
1.daitouryu.netネット会員の手続きを完了して下さい。
2.総ての手続きが完了いたしますと、折り返し、パスワードとIDをお知らせします。
3.ネット会員であることの証明が必要となりますので、本特典で参加される方は、下記の要領に従って下さい。

ご意見・ご感想欄に
1.daitouryu.netネット会員割引
2.パスワード
3.ID
の3つをご記入して、「平成20年夏季合宿セミナー申込書」(フォーム)を送信して下さい。

 daitouryu.net へのアクセスはこちら

入会案内はこちら

daitouryu.netネット会員のご入会はこちら

連絡先
総本部・尚道館
 受付時間/午前9時〜午後9時まで
 (それ以外の時間帯はご遠慮下さい)
電話093−962−7710(代)
FAX093−961−8224/24時間可
お問い合わせメール
合宿セミナーの主旨目的 本セミナーは西郷派大東流合気武術の儀法を修得する主旨と目的を持っています。
他流派から参加される方や、他武道から参加される方は自流・自武道では黒帯や色帯であっても、礼儀を重んずる意味で、必ず白帯でご参加下さい。
持参品

道衣(肩袖に継ぎ目がなく、掴んでも破れないもの。肩袖に継ぎ目がある空手衣は不可。また道衣ズボンは膝行・膝退・膝側や坐法を行っても膝当てがしてある柔道衣上下か、刺し子道衣がよい。合気道衣も可。汗をかくので着替えを含めて二着あれば理想)、その他の下着などの着替え、洗面具筆記具、武具(木刀2本、五尺杖2本、腕節棍については持ってなければ貸し出します)、道衣やいる衣類を洗う為の自分用の洗濯洗剤ふんどし「赤」(大手デパートの紳士下着売り場で売っている。滝行には欠かせず、魑魅魍魎魔(ちみ‐もうりょう‐ま)や邪気を払う意味で「赤色」のもの)地下足袋(乗馬をするので13枚コハゼが最適。乗馬用脚半でも可)雪駄(白緒)軍足(指がそれぞれ五本に分かれたもの)軍手雨具水筒タオルバスタオル(5枚程度)登山リック(30リットル程度のもの)トレッキング・ストック魔法瓶(2リットル程度の入るもの)携帯用蚊取り線香熱中症予防冷却スプレー、怪我や事故に具えた救急セットなど山稽古に必要なもの。その他、自分で必要と思うものを持参して下さい。

山行きの詳細は《福智山洗心錬成会・山行きの為の装備》を参照して下さい。

わが流指導員以上

「日本刀」または「居合刀」をご持参下さい。
 なお、日本刀を持参する場合は、
「刀剣登録書」を日本刀と倶(とも)に携帯して下さい。航空機で来館される場合は、「貴重品扱い」で搭乗前に手続きを済まして下さい。
 なお、師範会議に参加のため、脇差携帯ならびに「紋付・袴」を持参下さい。

●夏季合宿セミナーの日程予定

 本合宿の日程は、下記のスケジュールで行われる。スケジュールには食餌法を取り入れ、また道場内の稽古では体験できない滝行、馬術、徒歩行軍に併せての山稽古などの鍛錬がある。

 
13日(水)
14日(木)
15日(金)
16日(土)
17日(日)
─────
05:30起床
・国旗掲揚朝礼
・玄米スープ朝食
・滝行(菅生の滝)
・合宿安全祈願のため産土神社参拝
・午前の稽古
12:00
・ 昼食
05:30起床
・国旗掲揚朝礼
・玄米スープ朝食
・滝行(菅生の滝)
07:30乗馬クラブへ向けて出発
09:00
・馬術稽古
12:00乗馬クラブにて昼食

02:00起床
・玄米スープ朝食
・徒歩行軍にて山頂登山を目指す
・福智山(福岡県随一海抜900.8m)登頂、七重の滝で滝行、山稽古
12:00
山頂で昼食

05:30起床
・国旗掲揚朝礼
・玄米スープ朝食
・滝行(菅生の滝)
・午前の稽古
11:00稽古終了
・昼食
・優秀参加者の表彰
─────
13:00
・午後の稽古
※途中休憩を挟む
14:00
・午後の稽古
※途中休憩を挟む

13:00
・山稽古
14:00下山。徒歩行軍にて帰館

13:00解散予定
17:00集合
・基本稽古、入浴、夕食をかねた親睦会
23:00消灯
18:00終礼
夕食
19:00夜の稽古
入浴
22:00消灯
18:00終礼
夕食
19:00夜の稽古
入浴
20:00消灯
20:00帰館予定
・行軍達成の宴
23:00消灯
─────

日程通りに行う予定ですが、天候により変更することがあります。


戻る << 夏季合宿セミナー・一般合宿コース

 
Way of living
   
    
トップ リンク お問い合わせ