また、アメリカの『星条旗よ永遠なれ』(Star-Spangled Banner/アメリカ合衆国の国歌。1814年、キー(Francis S. Key)が作詞。曲はイギリスのスミス(J. S. Smith)の作といわれる。1931年アメリカ国歌に制定)は、アメリカ独立戦争で、銃弾に倒れた民衆からなる愛国者の歌ではなかったか。
このように、世界の近代市民社会は、軍隊と切ても切れない関係をもち、戦争は市民社会と屡々(しばしば)、同一性及び正統性を確認する闘争の歴史でもあった。この事実を近代史から紐(ひも)解けば、例えばアメリカの場合、独立戦争と南北戦争に見る事ができる。勝利を勝ち取る為には、人間の大量の血が流れる事も惜しまないのである。