癌治療のための食養道
 腸内に停滞し、それが腐敗して腐ると言うことから、血液が汚染され、汚染された赤血球は全身を巡って、体細胞をガン化の方向に向けて働きはじめます。これがガン発生の一番最初です。
 特に血液を汚染させるものとしては、肉類、牛乳、卵類、白砂糖、精白米、精白小麦や小麦粉、白パン、インスタント食品、肉や魚の加工食品、市販の白砂糖が使われた惣菜などです。
 こうしたガンへの進行を行う食品は、絶対に避けなければなりません。

 食養道としては、その第一が、主食を玄米を主体にした、粟(あわ)、黍(きび)、稗(ひえ)、蕎麦(そば)、ハト麦、玄麦、小豆、大豆、黒豆、ライ麦、玉蜀黍(とうもろこし)などの雑穀を十分に利用することです。癌治療の食養の主体は、「雑穀ご飯」であり、これを徹底的によく噛んで食べるということです。

 また副食としては、御数の品数はワン・パターンでも結構ですから、食材は新鮮で、調味料なども化学調味料を使わず、出来るだけ薄味にして野菜類や海藻類や小魚類を摂るようにします。この場合、御数の量は主食を上回らないということです。梅干とたくあんと言ったシンプルなものでも構いません。
 調味料は自然食品を使用し、味噌、醤油、自然塩、蜂蜜、黒砂糖、米酢、黒酢、胡麻、胡麻油、紫蘇油などを使います。

 そして第二としては、解毒作用を持つ「薬草茶」を利用するということです。
 これをお茶代わりに飲んで、蓄積された老廃物を排除させることが大事であり、肝臓や腎臓の解毒作用を高める働きがあります。こうした老廃物が排除されると、血液の浄化は多いに促進され、ガン細胞の消滅にもスピードアップをはかることができます。
 特に消ガン作用のあるものは、オオバコ茶、ヨモギ茶、クコ茶、ドクダミ茶などで、他にも柿の葉茶、枇杷の葉茶、レンセンソウなどがり、葉緑素なども効果があります。

 また、胚芽は自律神経の安定性をはかり、消ガンには極めて大きな効果を持つビタミンB群が含まれており、フィチン酸も含まれていることから、ガン体質を改善させるには優れた特性を持っています。
 続いて酵素も、発ガンの元凶である腸内に停滞した腐敗物質を取り除くのに大きな効果があります。また高麗人参や花粉、ローヤルゼリー、霊芝なども消ガンに大いに役立ちます。
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