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昇段審査について
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| ●昇段受検審査 段位検定は毎年二回(総本部尚道館および夏季合宿セミナー期、あるいは宗家が臨席する各季講習会で出向いた先など)行われる。昇段を希望する者は、自身のこれ迄の修行段階を、この審査によって試す事が出来る。 受検資格は、まず総本部尚道館で行われる夏季合宿セミナーに2回以上参加し、西郷派大東流合気武術に関する術理的な学術や、儀法(技法)面の修得状態などの学科と技術の双方の審査があり、更に面接審査の後、厳選して有段者として恥じない人物に限り、その授与が行われる。 昇段審査に当っては、次の事が吟味される。 1.恥辱に対する感覚を有しているか。 2.他人を世話しても、他人の世話にはならない自力更生と自立意識を持っているか。 3.自己の性格の中に潔さを有しているか。 4.奉仕の気持ちを有しているか。 5.人格と品格を有しているか。 以上の、個人に内在する精神面などを吟味し、それの相応しい者に限り、昇段検定審査を受検する事が出来る。受検に当っては、学科試験、実技試験、面接試験の三種類の審査が行われ、その審査の総合点によって合否判定がなされ、免許の授与の有無が決定される。 ●段位について 段位取得合格者は、西郷派大東流合気武術総本部・尚道館の発行する「有段証明書」ならびに、有段者を証明するIDカードを携帯する。この携帯によって、自らの段位と身分を確認するのである。 またわが流では有段者の分類を次のように行う。 初段補から参段迄を低段者。四段から六段迄を中堅段位者。七段から十段迄を高段者と分類する。 ●有段証明書とは(総本部尚道館が発行する段位) 有段証明書とは、西郷派大東流合気武術総本部・尚道館が全ての道場を総括し、発行する証明書である。この証明書によって、自らの段位と身分が証明される。 そしてこれ以外の証明書は、わが西郷派大東流合気武術において一切存在しない。 【註】かつて、わが流に数年間所属し、辞めた指導員や師範が「支部名儀」あるいは「総支部師範」などの勝手な名前を以て、これを勝手に発行する「級位」ならびに「段位」は、わが流と一切関係なく、またこうした免許状ならびに証明書は、総べて無効である。 また西郷派大東流合気武術は、初代宗家・山下芳衛先生の儀法と、その霊的神性を正統に受け継いだ流派であり、現宗家・曽川和翁先生の署名捺印(宗家の名および宗家印)する以外の免状以外は存在しない。 更に、「西郷派大東流合気武術」という武術名称は、わが流独特のものであり、わが流以外に本名称は存在しない。 また、アメリカやカナダやメキシコなどに、西郷派大東流合気柔術なるものがあるが、この武道団体と、わが流は一切関係ない。 こうした「西郷派大東流」の流名を掲げる団体の最高師範が、かつて中国の某地において山下芳衛先生から、中国人の某師範を通じて、習ったと謂っている流派があるが、これは根も葉もない事であり、こうした団体と、わが流は無関係である。 こうした団体の言によると、かつて山下芳衛先生が中国北支のかの地において、中国人の某師範から中国拳法を習ったので、今度はそのお礼に、山下芳衛先生が某師範に西郷派大東流合気柔術を教え、その西郷派大東流が太平洋戦争前にアメリカに伝わったとするものであるが、これは事実無根である。 また、昭和初期に、わが流がの継承が外国に出て行った形跡は一切無い。あるいは外国人が、戦前・戦中にかけて、わが流を学んだと言う形跡もない。 したがってこの団体が発行する、免許状ならびに証明書は、総べて無効である。 さて、西郷派大東流合気武術総本部・尚道館と、西郷派大東流合気武術宗家の名を以て発行される「有段免許證」と「段位証明書」は、下記の見本の示す通りである。 ●初段から六段の各昇段における帯の表示は次の通りである。 ●准指導員以上(准指導員・正指導員・准師範)の資格を持つ弐段から六段の各昇段における帯の表示は次の通りである。 ●師範資格(正師範・皆伝師範)を持つ六段から八段の各昇段における帯の表示は次の通りである。 ●皆伝師範資格を持つ九段から十段の各段位の帯表示と、宗家の帯の表示は次の通りである。 |