尚道館の歴史 6



西郷派大東流「合気止め」の演武。(演武者・椎名准師範)

平成13年(2001)1月……韓国大邱(テグ)市より著名な武道家・金進明(キムシンミン)先生が入門する。

 同年3月……中旬、曽川宗家ご一家は、滋賀県大津市より北九州市小倉南区志井に移転する。



コンピュータルーム(上)と九州科学技術研究所所長室(下)

 同年3月……21日、九州科学技術研究所設立。物理数学を始めとして、国際経済の動向並びに金融工学の分野を研究する。
 また歴史的史実の裏側を工学的に探り、年代周期を測定し、歴史工学として特異な理論を展開し、主に武術武道流派の開祖に関する伝説や起源などの真意を調査する。


《九州科学技術研究所》に関しての詳細は
http://www3.ocn.ne.jp/~saigouha/
を御覽下さい。

 同年8月……総本部道場「尚道館」に於て、第十二回西郷派大東流合気武術夏季合宿セミナーを開催する。

『合気の秘訣』



 同年9月……株式会社愛隆堂より『合気の秘訣』を出版する。



平成14年(2002)8月……総本部道場「尚道館」に於て、第十三回西郷派大東流合気武術夏季合宿セミナーを開催する。




穀物菜食を中心にした食餌法(しょくじほう)の食生活を目指す。

半自給自足で安全な有機農法を目指し、土壤の改良等を研究。

尚道館の菜園畑で有機栽培し、収穫した青梗菜(ちんげんさい)



 同年9月……九州科学技術研究所内に食養道研究グループを組織し、大東流霊的食養道を発足させ、《癒しの杜の会》を主宰する。

 この《癒しの杜の会》」は、食養道を中心とした日本古来からの食餌法(しょくじほう)を生活スタイルの中で展開し、玄米を中心とした穀物菜食主義を目指して現代病(特にガン・高血圧・高脂血症・糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・腎臓病・心臓神経症など)を駆逐する会でもある。

 《癒しの杜の会》では、人間の病気をは「血液の汚れ」と考えている。血液が汚れるから病気をになるのであって、血液を浄化すれば、病気をは癒(なお)ると考えているのである。

 現代人の食事の主体は、白米、白パン、食肉、肉加工食品、牛乳、チーズやバーター等の乳製品、鶏卵、白砂糖、白色精製塩などがその中心にあげられている。これ等の食品は、人体の生理機能を根底から狂わせるものである。

 またこうしたものが血液を酸毒化し、来れる手ロールを増大させて、動脈硬化を引き起こす一方、末端組織の細胞を破壊して、様々なガンの病因を作り出している。
 正しい食餌法を知る事が武術を実践するものの心得であり、健康なくして、本来の武術の正しい真理は求めようもない。

 昨今の武道家や格闘家が、弱肉強食論を振り回し、好戦的で直ぐ挑戦する横柄な態度は、得てして、彼等の食生活に誤りがあり、食肉や乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)を中心とした動蛋白の摂り過ぎと考えられる。このように動蛋白摂取は、格闘する事だけを好む、好戦的な人間をも作り出しているのである。
 情報化社会の中で、食の世界は、乱れに乱れ、多くの現代人は食への慎みを忘れ、我が物顔で動物を殺し、それを食らうと言う愚行をしでかしている。
 こうした現実の中で、動蛋白摂取を止め、植物性食品全般に含まれた良質のタンパク質を正しく摂取して、真の健康体を目指すと言うのが「癒しの杜の会」の目指すところである。

 大東流霊的食養道に関しての詳細は
http://www.daitouryu.com/syokuyou
を御覽下さい。

 《癒しの杜の会》に関しての詳細は
http://www.daitouryu.com/iyashi
を御覽下さい。

『大東流入身投げ』



  同年10月……株式会社愛隆堂より『大東流入身投げ』を出版する。



韓国SEOUL市から参加した韓国合氣道連盟九段の呉東善先(オ‐ドンソ)生と韓国合氣道連盟六段の金仁天(キム‐イチョン)先生の稽古。

西郷派大東流合気武術発祥の地、豊山八幡神社で。平成15年8月14日。



平成15年(2003)7月……名古屋地区・奈良地区の両地において、西郷派大東流合気武術の地区講習会が開催される。


  
同年8月……総本部道場「尚道館」に於て、第十四回西郷派大東流合気武術夏季合宿セミナー(8月10日〜15日)を開催する。

 韓国SEOUL市より、韓国合氣道連盟九段・呉東善先生、ならびに韓国合氣道連盟六段・金仁天先生が本セミナーに参加する。



菅生の滝での滝行。



講習会は、まず合気揚げから始まった。

茨城支部・美浦道場の一日合宿講習会に参加した面々。



 同年10月……25日、茨城支部一日合宿講習会を開催する。
 講習会場:JRA日本中央競馬会・美浦厚生会館内、西郷派大東流合気武術道場にて。

ノルウェーからの筑波大学留学生(柔道経験者)も参加した。

足のよる西郷派大東流の頸絞め技。



入身に一歩入る転身と躰(たい)の取り方が指導され、摺(す)り足での稽古が繰り返された。

合気揚げに続き、合気下げの指導が行われた。



 同年12月……21日、関西・近畿講習会講習会を開催する。
 なお、会場の案内並びに参加者の世話などについては、当分会支部である「西郷派大東流近江の会」のメンバーがこれに当たった。
 講習会場:滋賀県立武道館二階柔道場にて。

関西・近畿講習会講習会に参加した面々。

講習会はまず、力貫と合気揚げより始まった。
 西郷派大東流の稽古は、合気揚げの始まり合気揚げの終わるというのが、大東流の基本であり、合気揚げを完成させる事によって、総ての高級技法が遣えるのである。



平成16年(2004)3月……近畿関西講習会が滋賀県大津市の皇子体育館で開催さる。

 同年7月……名古屋地区(名古屋市露橋スポーツセンター)・奈良地区(奈良県立武道館)の両地において、西郷派大東流合気武術の地区講習会が開催される。



馬術を稽古した「自悠学園乗馬クラブ」の屋内馬場の前で。馬を自在に馭(ぎょ)す事が出来て、西郷派大東流では初めて黒帯が許されるのである。馬を乗りこなす事は武門の嗜みであり、馬を抑える事で大東流の「腕(かいな)を返す」という基礎的な技術を会得するのである。

馬術の稽古。西郷派大東流は馬を馭す事によって「鞍っぱまり」と、気を落とす事を学び、他派の大東流とは異なる馬術を特異な稽古課題の一つに挙げている。

乗馬者はコーチの指示に従い、並足の一列歩行。馬を馭す事が出来無い者が、多数捕りで多人数を馭す事は出来ず、馬術の修練は大東流では重要な稽古の要素となる。



 同年8月……総本部道場「尚道館」に於て、第十五回西郷派大東流合気武術夏季合宿セミナー(8月10日〜15日)を開催する。本合宿の特徴は、単に道場内稽古だけではなく、屋外へ出て、馬術や野稽古と云った屋外稽古も本合宿のテーマであった。

一般には野稽古と云われる屋外稽古。

屋外稽古を挟んでの食事の一時。

菅生の滝での滝の荒行。滝の水を玉枕で受け、霊肉共に浄化を図るのである。



 同年12月……19日、関西・近畿講習会講習会を開催する。



日本の良き伝統の一つとして、餅搗きの手順を伝える為、尚道館では毎年、晦日を前に餅搗きが行われる。
 同年12月……26日、道場餅搗(もちつ)き。平成16年最後の行事として、餅搗きが行われた。この餅搗きは道場行事として毎年欠かさず行われている。
 昨今は、家庭用餅搗器や防腐剤入りの市販餅などが増え、家庭では餅を搗かなくなったが、日本の良き伝統として、尚道館では青少年に餅搗きの伝統を伝える為に毎年餅搗きが行われる。