言霊学では、「大和」を「大いなる和」と呼んでいます。大いに和する事が大和魂です。
大東流霊的食養道研究グループが掲げる武士道観は、偏に「奉仕」であり、その武士道とは、他と技を競い、争うことではありません。
闘争や抗争を地上からなくし、争うのではなく、他と和して宥和(ゆうわ)をはかり、これを更に大きくして「大いなる和」に育て上げ、この「大和」の精神で、人民に奉仕するというのが、私達の目的であり、大和は、その言霊が「やまと」に回帰します。
この「やまと」こそ、日本民族が古来より求めてやまなかった、「唯霊主義」の根底をなすもので、大和は「大倭」(やまと)に還り着きます。
そしてこの美しい「やまと」と言う、澄んだ言霊の響は、魂を磨く条件として、食を正し、血液を浄化してこそ、この響は井然(せいぜん)として正しさを増し、かつ、新鮮に蘇り、この条件下においてのみ、人格が形成され、霊格が向上すると、私達は考えているのです。
誰もが、倖(しあわせ)になり、そして平和を実感し、その潜在意識が語り掛けてくる美しい響は、「やまと」です。
「やまと」こそ、美しい言葉に包まれ、永遠の響を放ちます。そしてその根底には、未来を感知できる、良い想念が流れています。
誰でも、人は未来を予知する感覚器を備えています。しかしその多くは、使われず仕舞いで、宝の持ち腐れとなります。
未来に対し、良い回答を得ようとすれば、良い回答の種を、「今」という現在に蒔いておかねばなりません。
逆に「今」悪い回答を恐れるのならば、その結果は、未来に悪い結果として跳ね返ってきます。いずれも、「今」がキーワードとなります。
あなたの潜在意識を、良い回答に向かわせたいのなら、「今」良い回答の種を仕込むべきです。そしてあなたの未来の鍵を握るのは、あなた自身なのです。 |
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