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最新号『大東新報』 お知らせ情報

大東新報

原油価格の異常
 世界は刻々と変化する。その変化も加速度がついた変化である。そして、その変化に人為的な作為が加わる。それが目紛しくもある。
 (中略)
 中国本土においては、習近平政権は、北朝鮮と米国に自制を求める中国本土の呼び掛けが事実上、両国に対してあまり影響力を朝得ていないこともあり、「朝鮮半島は危機の限界点が迫っている」とのコメントをした上で、「北朝鮮の核・ミサイル開発を即時停止、米国は、米韓合同軍事演習を同時に停止すべきだであると主張を繰り返している。これを分析すれば米国は、中国本土が北朝鮮に対して影響力を与えていないことを国際社会に対して訴え、事実上、「ざる」となっている中国本土の北朝鮮制裁の強化を更に強めてくるのではないかと思われる。
 これを背景に、ロシア情勢についてはシベリア、サハリン経済開発の推進を示唆すると共に、極東での軍事的影響力の再拡大も示唆している。
(本文より)


時事報談

香具師に躍る高齢者
 現代日本人の高齢者の多くは、この「若い、若い」の言葉に躍らされて、若作りに奔走する。無理な筋トレまで遣る。若返ったように映る実体は、勿論、素顔ではない。実体は変わらない。表皮を虚飾しただけに過ぎない。根本は、旧態以前であり、側面には金を出せば何でも買えると言う現代人の奢りがある。傲慢がある。
 撒き餌の散布が行われる。その散布に甘味がある。甘味に誰もが酔う。酔って狙われるし、仕掛人の狙い所である。巧妙な金銭至上主義の側面である。その撒き餌の仕掛けに掛かる。
 この仕掛けの構造を解明すれば、撒き餌は自立型分散構造であり、その指令は分散型独立構造である。それぞれが自立し、深部は独立していて、かつてのような一括型指令構造ではない。末端同士でそれぞれに独立していて、指令者が仕掛けの枠外に居て、そこから種々の指令が出され、然も巧妙に変化する。
(本文より)


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平成29年 『大東新報』11月号



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大東新報

言ったもの負け
 世の中には「言ったもの勝ち」という宣伝ならぬ、喧伝の世界がある。一方で、これに反し「言ったもの負け」という現象が起こる。政治や経済も、こうした現象下にある。
 日本には、原爆記念館感前に奇妙な石碑がある。
 かつて、二〇〇〇年の九・一一のアメリカの同時多発テロが起こったとき、多くのアメリカ人は、この攻撃を真珠湾攻撃と同一の物と比較したが、ではアメリカも日本に対して二回に亘る原爆攻撃を加えているのでないか。自分の事は棚に上げてという気がする。むしろ残虐非道は日本に真珠湾攻撃より、広島長崎の原子爆弾投下の方が残虐であり、また東京大空襲然りである。
 このときアメリカは核兵器の残虐性を原爆実験を通じて充分に把握していた。そして、日本に投下したときは、テロリストとしてではなく正義を標榜する国家として日本に、二個の原爆投下をしたのである。標的は、戦闘員だけでなく、非戦闘員のその地域に住む、老人や女子供まで含まれていた。その子供の中には武器すら手に出来ない乳飲み子までいた。この原爆投下に投下によって、瞬時のうちに二〇万人以上の人間が生きたまま人工太陽の灼熱に灼かれた。平和論者の中には、人の命は数ではないというが、真珠湾の六千の命と二十万人である。この差は歴然としている。命を比較すれば、アメリカの方が圧倒的に残虐な国であることは一目瞭然となる。
 だが、愚かなことは、自称「広島を代表する」市民のひとりは、アメリカに代って「安らかに眠った下さい過ちは繰り返しませんから」などと碑文に彫りつけたことである。敗戦国の、戦勝国が強いる策に嵌まった敗戦国の「言ったもの負け」の構図だ。非は自らにありとする「総懺悔の構図」だった。しかし多くの日本人はその自覚症状はないらしい。言ったもの勝ちの言を鵜呑みにしてしまった。「戦争はしている時よりも、負けた時から本当の地獄がはじまる」とはこの事である。
(本文より)


時事報談

金さえ出せば
 現代の金銭至上主義は何を齎したか。
 必要以上に金を欲しがるその欲望は、あたかも麻薬患者が無性に麻薬を欲しがるように慢性化し、常習化している。欲しがる、同じ欲求の線上にある。
 また、美食主義者が、これまで食べた以上の美食を、更に食べたいと言う願望を持つのは、舌の肥えに併せて、もっと美食を欲しがるのに似ている。美食も貪り狂えば、何処までも追い求め、今や美味いものと聞けば世界の果てまで出掛けて食べ歩く。
 現代は、一生のうちにどれだけ多くの、美味いものを食べたれるが問題にされる時代である。過ぎれば依存症状が顕われる。現代はこの依存症状に侵された時代でもある。
 食と、生命維持の関係は薄れつつある。文明と時代の申し子である金・物・色は、一旦欲しがれば、それを「もっともっと……」となる慢性的な常習性があるのである。そのうえ一旦常習性がつけば、一方通行だけの気持ちが露になって、往復する喜びというものを喪失させる欠点があるのである。
(本文より)


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平成29年 『大東新報』10月号



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大東新報

躍るアジア
 半島情勢は揺れている。何れにしても、北朝鮮情勢に関しては、今後の動向を注視したい。なお、その米国のトランプ政権は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への制裁強化の一環として、北朝鮮と違法取引をする「ロシアの企業やその関係者ら」に対して、近く金融制裁を発動する方針も固めているようだ。これをどう検るか!
 (中略)
 ロシアは未だに入国の厳しい国で、事前に宿泊ホテルや簡単な行動ルートを決めて、ロシア側から招聘がないと入国ビザが取れない国がある。
 かつてに比べれば、かなり規制は緩くなったと言われているが、それにしても厳しい国の一つであろう。
 政治、社会的には安定、国際的に見た軍事力も充実している一方、景気は停滞しており、これがプーチン政権の最大の悩みとなっている。そして、そうした景気回復の切り札として、日本との連携による、「軍需産業の民需産業への転換」を期待しているものと見られる。
 ロシア経済の軸となる「資源・エネルギーの国際価格の回復」も期待していることは間違いなく、特に「原油価格の回復」には期待を大きくしているものと思われる。
 北朝鮮問題にも、未だに一定の影響力を持つと見られるロシアの、極東地域に於ける「軍事力」は、ロシアでは、現在NATOの軍事活動を最も大きな脅威とし、米国によるMDシステムの欧州、アジア太平洋地域、中東への配備を世界の安全保障構造を侵食するものとして批判しつつ、一方で、中国本土との関係を世界及び地域的安定性を維持する重要な要素とし、その発展を追求するとしている。
(本文より)

時事報談

臨終用心抄
 『臨終用心抄』に出て来るような「命終のとき風みな動ず、千の鋭き刀、その身の上を刺すが如し。故はいかん。断末魔の風は身中に出来するとき、骨の肉と離るるなり」とあるような苦痛を覚えながら、骨と肉が引き剥がされるような死に方を髣髴とさせる。
 また近年では、青い畳の上で自然死すると、この死自体に不審が持たれ、警察が来て死因について捏ねくり回され、四方解剖された後、遺族には殺人容疑がかけられる。自然死もままならぬ時代である。死まで規制され、当局から監督される喧しい世の中である。
 潮が引くように死んで逝く、自然死が現代では否定され、死者は自らで尊厳死を望んだとしても、今度は下手をすれば家族が、死に逝く者の生存を放置したと看做され、過失致死罪に問われる時代となった。厄介な世の中である。
 掛かり付けのホームドクターを持たない下層の貧乏人は、厄介なことに巻き込まれ易い。
 下手を打って救急隊でも呼べば、直ぐに警察に通報されて、その家族は過失致死罪に問われることになる。あるいは殺人容疑まで掛けられる。何とも訝しな話ではないか。
 死者の死の尊厳は、一体何処に行ったのだろう。
 死者は自分の意思通り、簡単には死ねないのである。
 純粋に寿命が尽きて自然死をしたとしても、その死自体に疑いが持たれ、何の罪も無い人まで致死罪に問われる時代である。
(本文より)


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平成29年 『大東新報』9月号



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大東新報

今後のミリタリーバランス
 アメリカ合衆国の包括的な金融規制法(連邦法律)となる。この同法は、全十六編・二千二百ページを超える膨大な法律となっており、大規模な金融機関に対する規制の強化、金融システムの安定を監視する金融安定監督評議会(FSOC)の設置、金融機関の破綻処理ルールの策定、銀行がリスクのある取引を行うことへの規制(ボルカールール)、経営者報酬への監視強化、デリバティブ取引等の透明性向上、消費者金融保護局(CFPB)の設置など多岐にわたっている。
 (中略)
 この世の中は、作用と反作用が反復される。それも周期的である。あたかも好景気と不景気が周期的に繰り返すようにである。そういう力が、現象界の何処かで働いているのである。作用に対しては、必ず代償として反作用が起こる。
 安かろう……の正体は、人生を棒に振る“悪かろう”だった。そこには鋳型に嵌まった人生の縮図があった。
 人間は生まれながらにして、人それぞれに才分がある。能力差がある。それを素直に認めるべきである。同じと思ってはならない。人はみな同じで出はない。平等でない。認めるべきは認めるのが賢者の徳分と言えよう。だが、民主主義デモクラシーは選ぶ側が愚者ならば、選出される方も愚者となる。愚者はドリ巻きによってそれらしく振る舞うが、中身が愚者ならばどうしようもない。
(本文より)

時事報談

一切物
 特性の本体に、実は「もと」という因子が存在し、これが種々の形を齎す。故に、無より有が生じるのであって、無機物が突然有機物に変化するのでない。それは変化すべき、また生ずるべき因縁があるからだ。因子は因縁に含まれている。
 有機物は根源には、肉の眼には無いように映る因子が変化を生じ、これが現象を起こすのである。
 したがって、無より生じは有は、そもそも無い袖を振って有を生じさせたのではない。
 因子は、既に「もと」の中に存在していたのである。これは肉の眼では確認でず、一見不見識に思えるが、実はそうではなかったのである。

 本来、哲学上で言う「実在」といったものを考える場合、これは単なる観念でもなく、また思索や言葉上の遊びのものでもない。安易に、そう思い込むのは実に近視眼的であり、短見である。何故なら生命の不滅を見逃しているからである。生命を形作る意識体は、肉体は死したとしても永遠に存続するものである。
 意識は巨大な有機的生命体の一雫として、生命体の中に内包されていて、永劫に生き続けるのである。正邪・善悪と言う人間側の論理とは別に……。
(本文より)


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平成29年 『大東新報』8月号



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大東新報

人間を見る明
 日米の軍事的な動きと中国本土については日本の防衛省は、航空自衛隊のF15戦闘機部隊と、東シナ海を北上中の米国海軍の原子力空母・カールビンソンが艦載している航空団・FA18戦闘攻撃機の部隊の共同訓練を実施している。
 (中略)
 人間を観るには、「検る」を含めて、人相を研究するのが一番であろうが、この研究に没頭すれば一生涯掛かってしまう。そこで、まず基本を心得ておくべきだと思うのである。その基本は、人間に備わっている根幹に「福相」か、「凶相」の違いを知り、それを読んで、まず人間を観る基本学習を心得ておくべきである。人間社会は、持てる者と持たざる者で、ある程度の割合で分離しているが、その中で注視すべきことは、地位・財産・名誉・美男美女を所有していることでなく、その所有者が、福相か凶相かを観ることである。観相を確り観ることである。観るとは、検ることである。
 この「検る」は顔かたちの表面だけを観るのでなく、その人の考え方や性癖、立ち居振る舞いや思想などの内面部分の、更に深層部の中を読み取ることである。読みが浅かったり、これを見逃すと、以降の人生は大変なことになる。
 日常茶飯事のことだが、表面しか観ない、着ている物や所持品しか観ないその種の短見な人間は、読みが浅かったり、見逃し聞き逃しで、人生をしくじる人が多いようだ。
(本文より)

時事報談

現世に働く力
 作用と反作用を交互に繰り返しながらも、根本は存在している。それは不滅である。
 しかし、これは肉の眼では立証することが出来ない。隠れた藕糸の部分が多いためである。眼に見えない有機的結合は有視実験を通じては明しにくいものである。
 また不滅か、そうでないかを立証するとなると、唯神論者と無神論者との水掛論が展開されてしまう。無駄なことである。無益な徒労である。それぞれが信ずる道を信じればいい。

 しかし唯一つ、どうしようもないことがある。
 これは、どうしようも出来ないのである。生命を考えてみるがいい。そこには、人間の個々人が持つ生命力の不思議である。
 生命力と言う以上、それは「力」であり、この力は摩訶不思議なものである。それゆえ偉大でもあり、玄妙でもあり、且つ、その力は大いなる荘厳に満ちている。摩訶不思議なものは芸術品に多く見る。
(本文より)


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平成29年 『大東新報』7月号



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大東新報

閉塞経済の始まり
 一国に於いては、その当該国政府が発表する政府統計というものが、一般的に言えば、信頼に足る統計データとなろうが、時として、所謂、「大本営発表」のように、嘘ではないものの、発表者自らに都合の良いデータしか開示しないこともあり、気をつける必要がある。
 (中略)
 台湾に於いて兵器開発などを行う国防部傘下の研究機関である国家・中山科学研究院は、航空機製造の漢翔航空工業と新型高等練習機の製造に関する契約を交わしている。今般、その調印式が行われ、双方は高等練習機六十六機を共同で製造する方針も発表されている。そして、この調印式に出席した鄭・桃園市長は、「自国で開発・製造」の目標を推し進めるだけでなく、航空機産業に新たな発展を齎すであろうとの期待を示している。台湾も防衛産業という軍事産業に経済発展の活路の一つを求め始めていると見ておきたい。
 また中国に至っては、米国政府は、ティラーソン国務長官と東南アジア諸国連合の各国外相による会合を、ワシントン開催。覇権を強める中国本土、混沌の朝鮮半島情勢、覇権復帰を目指すロシアなどを意識、また、貿易と投資に関する米国スタンダードの再浸透を意識した会議となろう。今後の動向、特に中国本土とロシアの反応を含めてフォローしたい。
(本文より)

時事報談

中途半端な無神論者
 臨終間際の千仏来迎すらも認めず、信じず、期待もしていない。端から否定しきっている。故に、死ぬ間際の断末魔すらも信ぜず、そこで苦しむこともなく、妻子や財産や生命への執着もない。執着しない者は、とにかく最後が見事である。だから臨終すら失敗することがなく、完璧な無神論者は、見事なまでの死に方をする。
 ところが、中途半端な無神論者はこうはいかない。「中途半端な無神論者」は、また」中途半端な神離れ」しか出来なかった人である。
 中途半端な無神論者は、地獄とか、浄土の世界も信じていないし、輪廻転生する生まれ変わりも信じていない。臨終の際の千仏来迎も勿論信じていない。
 この点は、完璧なる無神論者の考え方と共通点を持っている。
 しかし摩訶不思議……。何とも行動が奇妙で、そこに不可解な矛盾がある。中途半端な無神論者は、中途半端な神離れをしたため、口では神仏を認めていないくせに、先祖の墓参りはするし、盆、彼岸、命日には香を焚き先祖供養をする。
 結婚式では神前にぬかずくか、あるいは花婿花嫁は腕を組んでバージンロードを行進し、クリスマスイブには俄クリスチャン、大晦日には除夜の鐘を聴くために俄仏教徒、そして一夜明ければ、俄神道に成り済まし初詣をする。
 大学入試には合格祈願をし、合格したらしたで、お礼参り。
 家を建てる時は地鎮祭をし、これらの総ては何から何まで世間体の「ご都合主義」に彩られている。何とも奇妙で不可解である。
(本文より)


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